英検1級1次試験までももうすぐという方、試験1週間前は今までの総復習をして、当日万全のコンディションで望めるよう体調管理も注意して全力を発揮していただきたいと思います。
ちなみに私は前日の土曜日には過去問1回分を一通り解いてみました。
直前1ヶ月〜1週間の対策についてはこちらの記事を参照してください。
さて、本日のテーマは英検1級1次試験終了後に何をすればいいか?です。
試験終了後は心身共に疲れはてていることに加え、試験の開放感から気が抜けてしまいます。
ふーっと一息付く前に、当日にぜひやっていただきたいこと。
そして1日休んでから、次にやっていただきたいこと。
を集めてみました。
試験の結果、1次試験の感触に関わらず、やるべきことは同じです。
実際に受けた試験の復習は学びの宝庫です。
英語力を飛躍的にアップさせる最大のチャンスでもあります。
ぜひ、受けっぱなしではなく、受験後の復習も徹底的にしてください。
目次
1.自分がマークした回答を記録しておく
英検はTOEICと異なり試験問題に書き込みができる上、持ち帰りもできます。
このメリットを最大限に活かしましょう。
試験中はできる限り、自分が回答した選択肢に印をつけておきます。
不明な問題や、まよった問題にも印をつけます。
試験後は記憶がまだ新しいうちに、自分がマークした選択肢をすべて○をしておきます。
こうすることで、解答速報がでたらすぐに正確な自己採点をすることができます。
2.英作文の回答を再現しておく
試験後に疲れているときに、これをするのは結構しんどいかもしれません。
しかし英作で点数がとれないという方はぜひやっておいてください。
どうしても思い出せない、時間がないというひとは、どういうポイントで回答していたかを箇条書きでも残しておきます。
自分の英作文の点数がなぜとれないのか分析するためです。
ちなみに英作文はきちんとポイントを整理した上で、論理的な文章を書いている人は、再現も容易にできます。
できていないときほど、ほとんど何も思い出すことができません。
これも一つの英作訓練と思い、最後の力を振り絞り英作再現をしてみてください。
3.時間がなくて解けなかった問題、よくわからなかった問題を解き直す
リーディング編
読解など最後まで解けず、マークだけしてしまった問題があるようでしたら、時間かけてゆっくり解き直しをしてみます。
少なくとも時間があれば正しい回答を導きだせるのか、時間があっても理解できないのか、そこは大きな違いだからです。
時間をかけて解ける場合、速読力や情報処理力を高めればいいのです。
問題を繰り返し解いて早く回答できる力をつけます。
時間をかけても解けない場合は、もっと根本的な解決が必要です。
考えられるのは語彙の不足。
読解に必要な最低限の語彙力がない場合は、読解の鍵となった語彙を拾い、徹底的に覚えること。
頻出単語の強化対策をすることです。
リスニング編
リスニングのPart3とPart4はわからなかった問題を再度リスニングしてみましょう。
公式ホームページに過去問とリスニング音源、リスニングのスクリプトがアップされますので、再度リスニングをしてどこがわからなかったのかチェックします。
ここまでは、1次試験後の試験の復習です。
4.回答速報で自己採点
回答速報がでたら、すぐに自己採点をします。
試験直後に自分の回答を記録しておくと、自己採点がしやすいです。
回答速報は以下の2つのサイトでチェックできます。
回答速報サイト「100万人の英検ガイド」は、試験日の翌月曜日14:00頃掲載されます。
英検公式ホームページでは、「試験終了翌月曜日の午後1時以降(予定)」に公表するとあります。
掲載時間は前後することがありますので、どちらか早い方でチェックします。
回答速報で英作文以外はすべて自己採点ができます。
全体の80%がとれていれば合格の可能性大です。
70%前後でも合格できる場合もあります。
結果がどうであれ、気持ちを切り替えて次に進みましょう!
間違えていた問題は徹底分析をします。
読解や、リスニングは何故間違えたかを知ることが大切です。
わからなかった単語の意味もチェックします。
5.結果に関わらず、即2次試験対策をはじめる
最後に最も強調したい点は、試験の結果に関わらず、すぐに2次試験対策を始めること。
1次試験終了後から結果がでるまで2週間。結果がでてから2次試験まで2週間。
合格してから対策をするのでは、たったの2週間しか準備できません。
どうせ今回は不合格だよ…。と思っても2次の対策はしてください。
私のように予想外に合格して焦る!ということもあるのです。
不合格だったとしても、いつかは2次試験の勉強はしなければなりません。
勉強したことが無駄になることはないので、気持ちを切り替えて2次試験の勉強に取り組んでみましょう。
ちなみに2次試験の勉強は、1次試験の英作文対策にも役立ちます。
まとめ
今回は英検1級の1次試験終了後にやるべきことをまとめてみました。
- 自分がマークした回答を記録しておく
- 英作文の回答を再現しておく
- 時間がなくて解けなかった問題、よくわからなかった問題を解き直す
- 回答速報で自己採点
- 結果に関わらず、即2次試験対策
いづれも私の実体験をもとに、「やっておくべきだった。」「やっておいてよかった。」と思うものばかり。
これから英検1級合格を目指す方の参考になれば幸いです。
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ここまでが、当日もしくは翌日までにはしていただきたい作業です。