いよいよTOEICの試験当日がせまってきました!
当日までに何をしておいたらいいんだっけ?準備は?会場でやることは?
TOEIC当日、試験に集中し最高のパフォーマンスをするために、準備しておくべきことや当日の心構えなどをまとめました。
目次
TOEIC当日の持ち物
- 受験票(写真を貼っておく)
- 身分証明証
- 筆記用具(鉛筆2〜3本、消しゴム2個)
- 腕時計
受験票は、受験日の1週間前には届きます。
受験票が来たらできるだけ早く証明写真を貼っておきましょう。
証明写真には、便利なアプリがあります。
アプリを使えば証明写真機で撮るよる断然お買い得です。
TOEICの場合は、写真の裏に受験番号と氏名を書くよう指定がありますので、
お忘れなく!
受験票は回収されますから、万が一写真が取れてしまった時にも誰の写真かわかるようにするためです。
(ちなみに英検の場合は、受験票は回収されません。)
受付時に身分証明書の提示をします。
「受験票に貼る証明写真」と「写真付きの本人確認書類」の両方がないと受験ができません。
筆記用具は当然用意します。
鉛筆と消しゴムの両方を予備を含めて多めに持っていくことをおすすめします。
万が一落としてしまっても大丈夫なように、お守りのようなものです。
大抵の場合鉛筆1本、消しゴム1つしか使いませんが。
腕時計は必須です。
TOEICは時間配分が命ですから。
みやすいアナログの時計がいいと思います。
会場に時計があるだろうと思ってはいけません。ない場所もあります。
前回私が受験した会場には時計がありませんでした。
またアップルウォッチなどのスマートウォッチや、Fitbitなどのウェアラブルは使用禁止です。
普段これらの端末を時計として使っている方は特に注意が必要です。
純粋な時計をカバンにいれておきましょう。
持っていくと良いもの
- リスニング音源とヘッドフォン
- 自習用の教材
- 温度調整ができる服装(上着など)
- 軽食(おにぎり、お茶など)
- 栄養ドリンク
会場までの移動時間や静まり返った教室の中での待ち時間で、軽いリスニングをしてウォーミングアップするために、リスニング音源を持っていくといいと思います。
試験の説明が始まるまでは自習ができます。
公式問題集のリスニング音源で軽く耳慣らしするのがいいと思います。
つづいて用意した方がいいと思うのが、温度調整ができる服装です。
会場が暑かったり寒かったりすると集中できなくなります。
2時間の長丁場ですので、暑さ寒さ対策はしっかりしておいた方がいいです。
前回3月の受験では、思いの外教室が暑くてびっくりしました。
薄着の長袖の上に1枚着ていたのを試験開始前に脱ぎました。
午前中は少し肌寒いぐらいだったのに、教室内はむわっとした空気。
理由は、リスニングの邪魔になるために空調機器を止めていたことと、人が多いので空気がこもっていたことのようです。
3月でこの暑さなら、夏は大変なことになると思います!
受付から試験終了まで約3時間という長丁場です。
軽食は必ずとっておきます。
食べてないと、試験中にお腹がなってしまいます。
試験時間が長いので利尿作用があるコーヒーなどはあまり飲まないようにします。
また試験会場入りしたら、教室に入る前に「栄養ドリンク」を1本がおすすめ。
いつもより頭が冴えわたり、気合いが入ります。
受験地への経路と所要時間の確認
受験票が届いたら会場をチェックし、公共交通機関での受験会場までの経路と所要時間はあらかじめ確認しておきます。
試験会場には余裕をもって着くようにします。
11:45の受付開始前には到着できるようにするのがいいと思います。
初めての場所は迷うこともあります。
前回は日本大学船橋キャンパスが会場だったのですが、キャンパス内が広くて受付の場所まで入り口から5分以上はかかりました。
そのような事もあるので十分に時間の余裕をもって移動をします。
試験会場でやること
以下は会場についてからの実際のスケジュールです。
早めに受付を済ませても自由な時間は20分程度です。
11:30 試験会場到着
11:45 受付開始
12:00 必要事項記入(10分ぐらい)
12:10〜12:30 自由時間(トイレを済ませておく)
12:35 試験の説明開始
12:45 問題配布
13:00 試験開始
15:00 試験終了
15:00〜15:15 問題用紙・回答用紙の回収
15:15 解散
受付から必要事項記入まで
受付開始にはすでに入り口に待機しているようにすれば、受付で待たされることはほとんどありません。
受験番号をチェックして指定された教室に向かいます。
受付後着席します。席は受験番号で指定されています。
前になるか後ろになるかは運ですね。
席に着いたら回答用紙に必要事項を記入します。
名前は裏と表に記入します。
だいたい10分もあれば準備完了です。
この後は試験の説明が始まるまでは自由時間です。
この間に必ずトイレを済ませておきましょう。
一度外にでて新鮮な空気を吸ってリラックスするのがおすすめ。
教室内は空気がこもっていることもあるので、外にでると気分転換にもなります。
TOEIC直前に復習するのは?
どんなに早く受付を済ましたとしても受験会場で受付後に勉強できる時間は30分もありません。
それを踏まえて自習用の教材を用意しておきます。
軽くウォーミングアップを兼ねたリスニングや最重要単語の確認、自分が今まで間違えた単語や問題の確認などにあてるとよいと思います。
ちなみに私は、会場までの移動時間に公式問題集のリスニング問題を聞き流していきました。
受付終了後は、外にでて新鮮な空気を吸いつつTOEICの単語アプリ「金のフレーズ2」の復習をしていました。
990点レベルの単語を一通りチェック。
最後は、公式問題集の中で一度間違えた問題にはマークをしておいたので、間違えた問題の単語やフレーズを復習しました。
- 公式問題集のリスニングCDよりPart3&Part4を聞く
- アプリで単語の確認
- 今まで間違えた問題の確認
試験の説明開始
12:35より試験の説明が開始されます。
以降は基本的には自習勉強をすることができません。
携帯やスマートウォッチなど音がなる電子機器の電源をOFFにしますので、リスニング系の勉強もここまでになります。
説明が始まってからはトイレも行けませんので、事前にすませておきます。
12:45ぐらいからいよいよ問題が配布され緊張が高まります。
問題が配布されてから試験が開始するまでの10分ぐらいは何もすることながないので、時間が鬼のように長く感じられます。
試験直前10分前
配布された問題と時計を見つめる試験開始前10分間。
何もすることがない上に静まり帰った教室内で緊張がMAXになります。
ここで気持ちを落ち着かせるために、深呼吸。
酸素を脳に送り込むイメージです。
深呼吸するだけでも不思議と緊張がほぐれます。
試験開始まで出来るだけリラックスした状態で待ちます。
続いておすすめしたいのは、マークシートのリーディング欄をみながら、時間配分の再確認をすること。
「リーディング時間配分」の記事でのご紹介した通り、覚えておくべきタイミングは2つ。
Part6が終わった時=14:05
Part7のシングルパッセージがおわっった時=14:30です。
マークシートの回答欄を見ながらこれを思い出し、リーディング時の時間チェックポイントを再確認しておきます。
- 深呼吸
- 時間配分の確認とシュミレーション
試験開始後の心構え
いよいよ試験開始!あとは2時間全力を尽くすのみです!
ここからは集中力との戦いですね。
試験に集中することは大切ですが、闇雲に問題を解き進めるのではなく、常に冷静にメリハリをもって2時間を戦いぬくことが必要です。
試験中の心構えとして忘れてならない4項目を以下に挙げました。
- リスニングは図表を先読みする
- リスニングのわからない問題はスパッと諦めて次を確実にとる
- リーディングは時間配分に気をつける
- 解答欄がずれてないか常に気をつける
リスニングパートについては「新形式TOEICリスニングで高得点をとるためのコツ」にてご紹介したように、「先読み」が命です。
Part3が始まるまでには図表問題を必ず先読みしておきます。
Part3が始まってからは、常に1つ先の問題を先読みできるようなペースですすめることができればかなりの高得点を狙えます。
リスニングが苦手な方は、わからない問題はスパッと諦めて次の問題の先読みをすることを強くおすすめします!
TOEICはあらゆるレベルの方が同じ問題を解きます。難しい問題もあれば、簡単な問題もあります。
難しい問題にひきづられてペースを乱すよりも、難しいと判断した段階でその問題は諦めて次の簡単な問題を確実に得点することをめざしましょう。
特にPart3以降は問題量が多く全てを均等に時間をかけて解くのは難しいです。
1つ捨てても次の問題は確実にとればいいぐらいの気持ちですすめれば、気持ちも楽になります。
わからない問題があってもパニックにならず、次はきっと簡単な問題だと思って前にすすみましょう。
リーディングは時間配分が鍵です。
試験開始前にシュミレーションしたとおり、時間をチェックしながらテンポよく読みすすめます。
ただし、解答欄のマークが問題番号と一致しているかどうかは定期的にチェックすることをお忘れなく。
私は数回やったことがありますが、「回答欄のズレはTOEICあるある」だと思います。
途中で解答欄がズレていることに気づいて、問題を10問程さかのぼってチェックするはめになりました。
マークを消して塗り直す時間のロス。
そしてどれだけ遡らなければならないかという不安と動揺でプチパニックになります。
決してこんなことにはならないように!
まとめ
TOEIC試験当日の準備、試験会場での一連の流れ、そして試験開始後の心構えまで本番で全力をだすために心得ておくことをまとめました。
TOEICでハイスコアを出すためには、本番までの勉強も大切ですが、試験当日に最高のパフォーマンスを引き出せるようにコンディションを整えることも大切です。
特に950以上の高得点を目指す場合には、ちょっとしたことが集中力の乱れに繋がります。
集中していなかったためにミスしてしまうのは実にもったいないです。
今の実力を全て出し切れるように、試験当日は準備万端に!
しっかり体調を整えて臨みましょう!
みなさまの検討をお祈りいたします。