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英検1級2次試験合格発表
本日、2018年度第2回英検1級2次試験の結果が発表されました。
めでたく合格できましたことをご報告します。
今後も子育て主婦が英検1級をめざすためのノウハウを発信していきたいと思います。
ウェブでの合否結果ですが、
このように表示されています。
英検IDとパスワードを入力して、ログオンすると、
いきなりこの表示で合格の2文字が飛び込んできます!
2次試験では850点中640点の75%で合格できました。
英検1級2次面接評価詳細
詳細はこんな感じです。
4つの評価ポイント全て10点中、8点。
実際には面接カードに1から5までマーク欄があります。つまりその5段階評価で全部4をとれたってことですね。
減点1があったのは、心あたりがかなりあります。妥当な評価だと思います。
評価ポイント | 得点 | 配点 |
Short Speech | 8 | 10 |
Interaction | 8 | 10 |
Grammar and Vocabulary | 8 | 10 |
Pronunciation | 8 | 10 |
緊張のあまり、若干の文法ミスがあったり、説明不十分に回答を終わらせてしまったところなどがありました。
なぜか試験が終わったあとに思い出すんですよね。
2次面接試験の詳細の報告はこちらを参照ください。
でも、2次試験中、質疑応答が終盤にさしかかった頃には、
なぜか「あ、これなら合格できるかも」という予感はありました。
やはりコミュニケーション力を測るテストなので、
相手の反応から合格ラインの感触を感じることができます。
面接官が、自分がしっかり回答できた内容に対して、
「うん、うん」とうなずいてくれている様子から
大丈夫そうだなとは思っていましたが、
結果は出るまでは何度も試験場面を思い出しては、
失敗した箇所を悔いて不安な気持ちで過ごしてしまいました。
無事、合格できてよかったです。
今回の英検1級2次面接を振り返って
英検1級の2次試験は、1次の筆記試験の合格者の中から約半分が合格できる試験です。
割合から言うと、2次試験よりも1次試験の方が難易度は下がるようですね。
とはいえ、難関の1次試験を突破したとしても半分も落ちるのですから、
簡単なものではありません。
私は仕事で英語を使う場面が多いものの、今現在は育児休暇取得中につき、
英検の勉強意外では英語に触れない生活をしていましたので、スピーキングにはやや不安がありました。
しかし、英検1級の1次試験の勉強をこつこつしていた努力は、やはり結果につながったのかなと思います。
1次の筆記試験の英作文問題は2次面接の出題と共通部分が非常に多く、
必然的に論理的なスピーチを構成できる力がついたと思います。
1次の英作文問題をしっかり対策していれば、2次面接は恐るるに足らず。
実際、私が2次試験の対策として勉強していた期間は約3週間です。
1次試験の結果がでてからでも十分対策できたといえます。
英検1級2次面接にむけて取り組んでよかったこと
- 頻出質問に対して、自分の回答ポイントを書き出す
- ニュースの話題を英語で説明してみる
私が2次面接対策で使用した参考書は↓こちらです。
活用方法は、英検1級2次試験対策の中でも説明いたしましたが、
これ1冊だけでも十分2次試験対策になります。
全ての模範解答を丸暗記するのではなく、頻出するトピックとその回答例を参考にして、
自分のオリジナル回答を用意することが大切です。
頻出質問に対して、自分の回答ポイントを書き出す
2次対策の勉強を始めて自分で頻出するトピック・質問とその模範解答を読んで勉強していく中で、
実際には模範解答をそのまま話すことはない、という結論にいたりました。
用意された答えを思い出すことに集中してしまい、スムーズな会話にならなくなってしまうからです。
面接では自分の考えを自分の言葉で話すことが基本ですので、
簡単でいいので、オリジナル回答を用意する方がいいと思います。
用意する方法は自分なりの方法でよいと思いますが、
私は単語も書くと覚えられるたちなので、たとえスピーキングの勉強であっても、
書く動作を加えることで自然と頭に内容が入っていきました。
試験直前1週間前から、英検1級面接大特訓のテキストに載っている主要な質問に対して、
自分の回答を書いていく作業を始めました。
自分の回答といっても、ポイントを3つほど箇条書きでOK。
100円ショップで買ってきたおおきめの単語カードに、
表→質問
裏→自分の回答ポイントを箇条書き
のように書いていきます。
さらに使える参考数値などがある場合は、それも記入。例えば世界の飢餓人口は8Millionとかです。
使いたいフレーズ、表現も記入していきます。
英検1級面接大特訓には、トピック別に9章あるので、1日2章ぐらいづつ単語カードに
質問と回答ポイントを書いていきました。全部で80個ぐらいの質問数になりました。
もっと前から始めていたらよかったと思うほど、この作業は私にとって効果絶大でした。
書き出す前は、質問に対してポイントがすぐに思いつかないかもしれないという不安がありましたが、
質問カードを作ってからは、スムーズにポイントが頭に浮かぶようになりました。
残り1週間だったので、書く作業がほとんどで、それを見直すことはあまりなかったのですが、
書くだけでもかなり効果があったと思います。
余裕があれば、そのカードを見ながらスピーチ練習を繰返せばバッチリだと思います。
ニュースの話題を英語で説明してみる
英検1級の勉強をしている間は、積極的にニュースを見る・読むようにしていました。
試験にでそうな話題のニュースを見聞きしたときには、
自分だったどんな意見をいうか。ニュースの内容をどう英語で説明するか。
考えてみるようにしていました。
英語でどう言うかわからない単語があったときは、同じニュースを英語で読んで・聞いて単語を拾います。
そうすることで時事的な用語のボキャブラリーはどんどん増えます。
また逆の場合もあり、英検1級の語彙力を増やすことで、いままでは聞こえてこなかった
単語が聞こえるようになってきます。
出る単で機械的に覚えている単語は、時間が経てば忘れてしまうのですが、
覚えたての単語が、ニュースの中ででてきたり、読んだ記事の中にでてきたり、
実際の生活の中で意味のある形で現れたとき、すごく印象に残り、忘れなくなります。
これは、その単語が自分の語彙力の引き出しの奥にストックとしてしまわれていたものが、
本当に使う場面に出くわした瞬間です。
この経験を通過するとその単語は、本当の意味で自分のものになります。
それに単純に覚えたての単語が聞こえてきたとき、うれしいですよね。
語彙だけでなく、英語表現もこうした方法で自分のものにできるので
日本語&英語ニュースを定期的に聞いたり読んだりすることは効果的です。
私はこの英語ニュースの教材としてCNN10という10分ニュースをたまに聞いていました。
週に1度気が向いたときに聞いてみるだけでも効果はあると思います。
オンライン英会話の利用の仕方や、ネイティブキャンプのメリット&デメリットについてはこちらの記事「スピーキング上達のためのコツ」を参照してください。