英検1級を取得したいけれど、どうやって勉強を始めたらいいか?
今の実力で英検1級をとれるのか?
英検1級合格を目指しているのなら、今すぐ計画をたてて、勉強を始めるべきです!
- 1年以内の受験日を決める
- 決めた受験日及び受験申込日をスケジュールに書き込む
- 英検1級の過去問を解いてみる
1年以内の受験日を決める
英検1級に限らず、どの試験でも同じだと思うのですが、
まず合格までの期限を決めます。
英検は1年に3回受験ができるため、いつでも受けられることが
メリットではありますが、
期限をきめて目標を立てずらいというデメリットでもあります。
私の場合、育児休暇期間中に英検1級に合格したい、という目標があったので、
必然的に試験日までの期間は限られていました。
今振り返ると、この1年以内にという期限付きの目標あったが故に、目標達成することができたと思います。
「いつか英検1級に合格したい」という目標では、本気で合格するための勉強はできません。
期限つきで目標を立てることが、合格への第一歩であると思います。
英検は、1月、6月、10月に試験があるので、
いつの試験を受けるのが自分にとってちょうどよいのか、1年以内で無理なく目標達成できるのか、先に決めましょう。
私は12月頃に英検受験を決意し、半年後の6月の受験を目指していましたが、
思うように勉強がすすまなかったため、さらに4ヶ月先の10月の受験に途中で変更しました。
目標期限の延長はしたものの、最初に6月を目指して英検の勉強をしていたからこそ、
合格に至るまでモチベーションを維持でき、勉強を続けられたのだと思います。
また、3年後の受験を目指すなど、あまりにも先すぎる目標は「いつか英検に合格したい」とほぼ同じです。
私もそうやって最初の英検1級受験から、本気で英検の勉強に取り組むことなく、7年~8年が経ってしまったのです。
本気で合格したい人が設ける期限は、1年以内であると思います。
もっと時間に余裕があり、集中して勉強できる環境ならば、さらに短く設定してもよいと思います。
決めた受験日及び受験申込日をスケジュールに書き込む
受験日が決まったら、1次試験日と2次試験日をスケジュールに書き込みます。
その受験日の申込み開始日も書き込みます。
スケジュール帳にゴールが視覚化されることで、目標はより明確になります。
だいたい2~3ヶ月ぐらい前には申し込みはできますが、
キャンセル・返金はできないので、早い段階で申し込みを済ませれば
絶対に次回試験までに合格できるよう勉強する覚悟ができます。
検定料8400円分をみすみすどぶに捨てるようなことはできない!という強い気持ちで勉強に打ち込みます。
ただし、試験日前2~3ヶ月時点で60%近くの正解率がなければ、
ほんとうに受験料が無駄になってしまうので、その場合は次の試験まで目標を延期したほうがいいかと思います。
英検1級の過去問を解いてみる
英検の勉強を始めるにあたり、まず何から始めたらいいか?
答えは、英検の過去問を解いてみること。過去問解くは王道であり、絶対に必要なことです。
試しに過去問を解いてみるのであれば、英検公式ホームページにて過去3年分の過去問は入手できます。
本格的に英検1級の勉強を始めるなら、旺文社の過去6回全問題集は1冊は必要です。回答&解説もついています。
注意したいのは、いきなり最初から実際の試験と同じように時間を計り
問題全てを解いてみるのはやめてください。
実はこれが、挫折のもとになります。
100分の筆記問題と30分のリスニング。全部やるには2時間以上かかります。
一回分の過去問を解くだけで、うんざりしてしまいますし、2時間ものまとまった時間を確保するのは困難です。
ましてや、あなたが子育て中の主婦なら、途中で子供が起きてしまったり、旦那が声をかけてきたり、など必ず途中で邪魔されます。
ですが今の自分の実力を見るために1度ひと通り問題を解いてみるべきです。
ですので、過去問は細切れで解いてみてください。
1日、大問1題でも大丈夫です。
筆記試験は問1~問4、リスニングはPart1~Part4長くても8日あれば一応一通り解けます。
長文読解は2回に分けてもOKです。
15分~30分の単位で出来る範囲で、過去問に挑戦してみてください。
最後に全ての得点を合計して、今の自分はどれぐらいの位置にいるのか、苦手な問題はどれか、をチェックします。
英作文は、最初の段階ではやらなくてもよいです。
試しにやってみてもよいですが、自分では採点ができないので、まずは英作文以外の部分で何%とれるか解いてみてください。
あくまで目安ですが45%以下であったら、準1級から始めてみたほうがいいかもしれません。
英検1級の問題を解くためには英検準1級で問われる語彙力、読解力は必須です。
ですから、英検を受けたことがなく、英検1級を試しに解いてみてあまりにも難しかったら、下の級から受けることをおすすめします。