英検1級穴埋め問題読み解く6つのコツ

英検1級穴埋め問題

2018年度第2回英検1級1次試験、無事合格することができましたが、
筆記問題大問2の穴埋め問題が結構苦手でした。
そのため穴埋め問題攻略のためのコツを自分なりに考え実践しましたので
どんな対策だったかをご紹介いたします。

穴埋め問題は、約10分で2つの長文を読み、それぞれ3つの空欄に適切な語句を
選択肢から選びます。2016年問題改定前の英検ならば、穴埋め問題は各1点でしたが、点数が平均化された現在では穴埋め問題も軽視できません。
コツをつかめば確実に得点できる問題なので、しっかり対策をして抑えたいところです。

英検1級時間配分

英検では時間配分に気をつけることが大切です。予めどの問題にどれぐらい時間を使うかは戦略として決めておくとよいです。私は筆記問題の問2穴埋め問題には、15分を割当ててました。少し多めだと思います。繰り返し問題を解いていく中で、正確な解答を出せる最小限の時間を見極めて自分の適性時間を見つけるといいと思います。

<参考>筆記問題合計100分の内訳

  問題 時間配分
問1 語彙問題 15分~20分
問2 穴埋め問題 10分~15分
問3 長文読解 40分
問4 英作文 30分

穴埋め問題の練習

まずは兎に角、問題を繰り返し解くことです。私は一定の期間、毎日穴埋め問題だけを解いてコツをつかめるようになりました。穴埋め問題のよいところは、文章を2つ読んでも長くても15分しかかからないところです。時間が空いたときに、さくっと解くことができるので、毎日でも続けられます。

最初は精読、次に速読

最初は自分の適性時間が分らなかったので、10分で問題を解くようにしていました。ところが何度か問題を解くうちに、10分では正解率があがらないことに気づきました。やや曖昧なところがある中で解答を選んでしまうので正確性にかけてしまうのです。時間に間に合わせようと焦るあまり、問題を正しく読み取れていなかったのです。このような時は時間よりも精読を優先させるべきです。まず正しく文章を読み取れ、正確に回答を選べるということが第一。その次に速読力をアップさせる、この順序が逆だとますます苦手になってしまいますのでご注意ください。

目安時間15分で問題に取り組むと正答率が次第にあがってきました。
さらに、慣れてくると15分が13分~11分で解き終わるようになりました。結果、最終的にはほぼ10分強で解けるようになりました。順序として精読を優先させることがひとつポイントです。

穴埋め問題の読み解く6つのコツ

1.段落を意識する

穴埋め問題などの長文読解の問題において大切なのは、段落を意識して読むことです。段落は筆者が意味のある塊として区切っている印なのです。1つの段落には、必ず1つ言いたいことがあるのです。それがなんなのか探りながら読みます。読みながらこの段落には、こういうことが書いてあった。と要約するぐらいのイメージです。これが、話の流れを押さえながら読んでいくことにつながります。これが出来るようになると、長文読解は怖いものなしなのです。

英検1級レベルの問題文だと必ず知らない単語はでてきます。分らない単語がでてきても、決して動揺せず、全体の流れをつかんで読めるようになることが大切です。前後の流れを理解して読むことができていれば、1つ単語が分らなくても全体の流れを見失うことはなくなります。

特にScience&Technology系の話は、日本語訳でもわからないような専門用語や謎の固有名詞がでてきます。
そういうのは、頭の中でXとかYとかで置き換えて、Xが何者なのかヒントを探りながら読むと、大抵、文脈から大体どういうものか推測できます。

2.話が展開するポイントを見逃さない

ストーリーには起承転結がありますが、「転」のところは絶対見逃してはいけない大事なポイントです。そういうところは問題にしやすい部分でもあります。長文を読むときには、「転」がくるところにサインがあります。Howeverとか、Yet、Butなどが話しが展開するときのよく使われます。こういう言葉を見つけたら丸で囲って記しをつけてもいいぐらいです。この言葉の前後では話ががらっと変わりますよ、ということを教えてくれているので、そのように読めていなかったら理解が間違っているということです。

3.冒頭は集中してしっかりと読む

読み始めて最初の方で連続して知らない単語がでてきたり、集中力が欠けていたりして、話の流れがつかめなかった場合は、最初に戻ってもう一度読み直してでも理解できるまで時間をかけて読んだほうが、結果的には全体の時間の節約になると思います。
わからないまま焦りつつ最後まで読んでも、結局問題が解けず、最初からまた読み直すというようなことになります。冒頭では誰が?いつ?どこで?なにを?という話の状況をしっかりおさえれば、続く文章はすっと入ってくるものです。

4.穴あきの前後にヒントがある

大問2の穴埋め問題は、1つの文章に対して3つの質問があります。英検は親切なことに、問題文の回答がでてくる順番で質問をします。

例えば、問題文が3つの段落の文章だった場合、1つ目の質問の答えは1段落目あたりに、2つ目の質問は2段落目あたり、3つ目の質問の回答は3段落目あたりにでてきます。たまに文章全体をよまなければ回答できない質問もありますが、この法則は8割以上当てはまります。

なので、英検の長文問題においては、文章を最後まで読まないでも質問に回答していくことができます。穴埋め問題も例外ではなく、都度問題の空欄にたどりついたら、質問を読み選んでいきます。
目安としては空欄を少し過ぎるところぐらいまで、話の流れがひと段落するところまで読みすすめてから、質問を読みます。
なぜなら、回答のヒントは空欄の前後に多くあるからです。

5.言葉の言い換えを探す

問題をたくさん解いて感覚的にパターンとして多いと感じたのが「言葉の言い換え」です。例えば、段落の最初の方に結論として言っていることが、終盤でまた別の言い方で同じことを言ってまとまっているような問題文。終盤で言い換えている結論部分が空欄になっていて、その答えを選択させるというパターンの問題です。

問題全般に言えることですが、英検は「言葉の言い換え」問題が大好きです。同じ意味をもつ、違う単語を複数覚えておいた方がいいのはこのためです。英検1級の単語を勉強していると同じ意味の違う単語が沢山でてきます。

これはなぜかというと、そもそも英語のネイティブスピーカーは同じ言葉を何度も使うことを嫌います。難易度の高い文章では、作者は同じことを様々な言い方で表現します。同じ言葉を何度も繰り返し使うことは、知的レベルが低いと見られるからです。

英検では、そういったネイティブが使う言葉の言い換えを見落とすことなく、理解できているかをテストしています。

逆を言えば、質問の選択肢はどこかに言い換えられている可能性が高いということです。必ず言い換えられているという視点で本文を読むと、おのずと答えが得られます。

6.回答は根拠をもって選ぶこと

最後に、回答を選ぶときは根拠を持って選べるように心がけてください。
なぜその回答を選んだのか、それは本文のこの部分の言い換えだから!
というところまで根拠を持って選べれば、ほぼ正解だからです。

なんとなく、コレな気がするで選ぶと大抵間違いです。なんとなくでしか選べないということは、まだ文章の流れを押さえられていないということです。根拠を持って選べるようになることには、穴埋め問題はもう苦手ではなくなっています。

これは大問3の長文読解でも同様に当てはまることだと思います。
根拠をもった回答が、より短時間で探せるようになれば、かなり点数はUPしてきます。読解問題はコツさえ押さえれば回答がそこに書かれている、ヒントはそこにある、得点しやすい問題です。
最初は時間をかけてでも、自分が納得できる根拠を持って回答を選ぶことを心がけてみてください。

私が考える穴埋め問題のコツまとめ

  • 段落を意識する
  • 話が展開するポイントを見逃さない
  • 冒頭は集中してしっかり読む
  • 穴あきの前後にヒントがある
  • 言葉の言い換えを探す
  • 回答は根拠をもって選ぶこと
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忙しくても子育てしていても英語を学びたい、仕事に活かしたい人を応援・サポートしています。 2008年通訳案内士資格取得。現在は外資系企業に勤務。 2018年育児休暇を取得中に独学で英検1級に合格。 2019年現在TOEIC970取得 英検1級の勉強法や、仕事で使える英語術・コミュニケーション術を発信しています。 英語の勉強についてご質問&ご相談があればお気軽にお問い合わせください。