2018年度第2回検定、11月11日(日)実施の英検1級2次面接を受けてきました。
目次
英検本会場到着~待機室まで
千葉県在住のため、1次試験は千葉で受けましたが、2次は東京の本会場へ。
当日は来た順で面接を受けられると聞いていたので、早めに到着するようにしたところ、
1番最初に面接を受けられ、待ち時間はほぼありませんでした。
2次の受験票には12:50集合と記載があったので、
12:00前には現地に到着するように、早めに出発。
11:55頃ついたときには、既に7~8人程受付に人が並んでいました。
入り口には「受付は12:15分より開始」とありましたが、
他にすることもないので列にならぶことに。
12:15になる頃には、並んでいる人の数は20人ぐらいに。
受付が開始され、受験票等の提示をし、携帯を入れておく袋を受け取ると、
試験待機室の6階へ。
待機室に入った順番=面接の順番なので、
エレベーターに乗った順番に降りるように指示が促されます。
私が受験した会場では、1級の教室は3教室ありました。
私は最初の教室の8番目の席でした。
教室に入ると、受験カード(2枚つづり)に必要事項を記入します。
教室内では勉強ができるので、持参したトピック暗記カードで各質問のポイントをおさらいしていました。
30分以上はここで待機しますが、結構あっという間でした。
受験カードには面接官が記入する採点欄があり、以下の4つ、それぞれ1~5のマーク欄があります。
Short Speech
Interaction
Grammar and Vocabulary
Pronunciation
60%以上で合格ということは、3点ないし4点平均でとれれば合格圏内になるということで、
1次試験よりは厳しい基準ではないと分ります。
いよいよ面接室へ
13:00面接を実施する教室へ案内開始。
到着した順番に8人づつ下の階へと案内されます。
面接する教室が8室あるのだと思います。
なので、私は1番最初に面接を受けることになりました。
面接室の前に一人づつ案内されてから、すぐに面接カードと受験票を確認され、
5分程度待ちます。
教室の前には3人づつぐらい待機できるようになっています。
この5分が驚くほど緊張します。
でもここまで来たら、この状況を楽しむしかない!という気持ちです。
自分のコミュニケーション力を試される機会なんてめったにないですからね。
イントロダクション
教室に入ると、3人の人がいますが、面接をする人は、外国人の男性と日本人の女性の2人。
もう一人の若い女性は、事務担当だと思います。
白人の男性にハロー、と声をかけられて、「荷物はそこらへんに置いて、かけてください」的なことを言われます。
まずは、自己紹介をお互いしあいます。
そして何か自分のことを話してください。といわれたので、今現在、育休中です。9ヶ月の息子がいます。と軽く説明。
短かったらしく、「他にはなにかないの?趣味とか?」
といわれたので、趣味は海外旅行だけど、子供ができたからしばらくは行けないと思います、と話す。
緑色の質問のカードが渡され、1分間でトピックを選びます。
自分で練習をしていたときより、1分を長く感じました。
私は、5番目にあった質問で、
ソーシャルネットサービスの規制を厳しくするべきか?
という質問を選択しました。
2分間スピーチ
2分のスピーチは、イントロは、定型の形にあてはめて、
It is a highly controversial issue whether or not social net service should be more restricted.
Personally I believe it should be more restricted.
と始めて、
以下の2つの点で、厳しくした方がよいと説明しました。
1.子供が危険なサイトにアクセスしてしまう。
2.サイバー犯罪に巻き込まれる可能性。例として、国際ロマンス詐欺の説明
1は、緊張のあまり、若干ソーシャルネットサービスから少し離れて、ウェブサイト全般の話になってしまったので
減点かもしれないです。
2は、子供だけでなく、大人も犯罪に巻き込まれる可能性を指摘。例として、最近ニュースでとりあげられていた、
国際ロマンス詐欺という、新しいタイプの詐欺について説明しました。
2分のスピーチも、練習のときより長く感じました。
ポイントを2つ挙げて、結論を言ってもまだ時間が余ったようで、Finished?と聞かれ、Yesと答えました。
今思えば、もう少し1つ1つのポイントを丁寧にゆっくり説明すればよかったと反省。
振り返ると、説明が足りていない部分があったように思います。
質疑応答
その後の質疑応答は、思ったよりも沢山あり、元々の質問から少し離れたような質問も。
・あなたは政府がネットの規制に取り組むべきといいましたが、各家庭でできることはありますか?
回答:もちろん、あると思います。親は子供の携帯電話などを管理し、携帯会社がネット閲覧にフィルターをかけれるようなサービスをしていると思うので、そういったサービスを利用することは抑止力になると思います。
・例えば中国では、行き過ぎた規制があるようですが、その点についてはどう思いますか?
回答:中国で、政府による検閲(censorship)があることは知っています。そのような行き過ぎた規制は、国民の考えを政府がコントロールしてしまうことになるので危険だと思います。ただ、やはり一方で子供たちを危険な犯罪や、暴力的なサイトから保護するために、
ある程度の規制も必要で、大切なのはそのバランスであると思います。
(中国の検閲の話はテキストで暗記していたので、すんなり答えることができた)
・それでは、規制と自由のバランスはどこでボーダーラインをひきますか?
回答:難しい質問です。(ほんとうに難しくて、答えにつまる)やはり、幅広く意見を集めて、国会等で話しあうべきでしょう。
(という、無理矢理な回答)
・学校でのペーパーレス化は進むと思いますか?(この質問の想定していたのでラッキーでした)
回答:進むと思います。最近はイーブックなどの便利な電子書籍が活用されています。学校でももっと活用されるでしょう。一方で、子供たちは重たい荷物を背負って毎日学校にいっており、負担になっているので、電子書籍を活用すれば負担を減らせます。また、電子書籍は、紙の消費を押さえるため、環境にもやさしいです。
・現在の学校では十分に電子教材を活用できているか?
回答:十分ではないと思います。もっと生徒にパソコンを使用する機会を与えるなど、電子教材を活用させたほうがいい。
・それではなぜ、国は十分に活用できていないと思いますか?
回答:おそらく費用の問題だと思います。それと、そういった電子教材の必要性が十分に理解できていない、保守的な考えの先生がまだ多くいるのではないでしょうか。
まとめ&感想
質疑応答の時間も大分長く感じました。他にも質問があったかもしれませんが、思い出せるのはこれぐらいです。
反省としては、緊張していると早く話してしまい、すぐ完結させてしまう癖があるようなので、
全体的にもっとゆっくり落ち着いて話せばよかったと思います。
そうすれば、おのずと話の内容も充実してくるし、後から、「あの説明抜けてた」「もっとこう言えばよかった」と思うことも減るのではないかと思います。
良かった点は、沈黙することや、頭が真っ白になって言葉につまるようなことは無かったことです。
さて、どんな評価がされるのでしょうか・・・。
後日結果
素点32点/40点で合格できました。全ての評価ポイントで8点でした。詳しくは、「英検1級2次試験合格!振り返ってよかったこと」で2次対策でやって効果があったことをご紹介します。
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