産休&育休の間になにか勉強をしたい!と思っている人
時間があるけど、何をしたらいいかわからない人
ぜひ、新たな勉強を始めることをおすすめします。
私は産休&育休の期間で英検1級の勉強をしていました。
詳しくは「【保存版】産休&育休中に英検1級に合格した勉強プラン」ページでご紹介しております。
以前からやってみたかったけど、時間がなくてやっていないこと。
興味はあったけど、一歩踏み出す勇気がなかったこと。
産休&育休は、それをやってみるチャンスです。
「勉強」というと学校の勉強の嫌な記憶を思い出しますか?
大人の勉強は、好きな教科をやればいいので楽しいです。
趣味を掘り下げるのも勉強のひとつ。
もし思いつくものがなければ、「英語の勉強」はいかがですか?
産後は育児で忙しくてそんな暇はないって?
スキマ時間を利用すれば、勉強は十分できますよ!
産休&育休期間中の「時間の使い方レッスン」も大人の勉強の1つかもしれません。
目次
産休と育休の期間はどれぐらい?
産休期間 → 出産予定日の6週間前から開始可。産後8週間までが産後休暇。最大で14週、つまり約3ヶ月半が産前産後休暇。
育休期間 → 産休後から、子供が1歳になるまでの約10ヶ月。
(2019年現在は延長すれば最大2年)
正確に調べたいという方は、産休育休期間計算サイトがあるので参考まで。
育児休業を延長する際には様々な手続きが必要になりますのでよく調べておくことをおすすめします。
1歳の誕生日を迎える半年ぐらい前からしっかり調べておかないと、痛い目に合います…。(体験に基づく)
私の場合は、産休と育休合わせて約1年半ぐらいの期間仕事から離れていました。
初めて産休や育休をとる方は、それまで仕事中心だった生活から、いきなり仕事のない生活(未知の世界)に飛び込むことになります。
最初は「やったーーー!毎日がホリデーだー!」なんて最初はウキウキします。
買い物にいったり、ヨガ三昧したり、本をよみあさったりなど。
しかししばらくすると…。
となるんです。
毎日会社に行っていた日々から、「毎日何しよう?」という生活に一転すると必ず訪れると思われるこの瞬間。
せっかく、時間があるんだからもっと生産性のあることをしないと…。
と思いつつ、妊婦の体とだるさも相まって、だらだら生活をついつい続けてしまいます。
こんなぐーたら生活を1年も続けてたら、社会復帰できなくなるかも!?(でも、時期がくればできるんですけど)という不安と葛藤しながら。
というわけで、私は英語の勉強を再開することにしたのです。
育休明けにも仕事に役立つし、何より英語は好きなので。
そこで今回は、これから産休&育休を迎える働くママへむけて、なぜ休暇中に勉強をしたか、そしてどうして英語を勉強したかについてご紹介したいと思います。
産休&育休中の3つのステージ
産休と育休をあわせて1年半ぐらいの期間があったわけですが、自分の体調の変化や子供の成長によって、その時・その時期で、生活のリズムが異なります。
わかりやすくイメージしてもらうために、大きく3つのステージにわけてみました。
休業中に勉強をするなら、それぞれのステージにあったやり方、分量で勉強をするとストレスなく家事や育児とバランスよく続けていくことができるのではないかと思います。
ステージ1:産前マタニティ期間
出産前の6週間です。
産休に入ったばかり、体は身重で生活のリズムが非常にゆっくりとしている時期です。毎日歩いたほうがいいと医者からは勧められるものの、散歩も一苦労な頃です。
それでもこの時が最も自分の時間がある時!
こんな有意義に時間がとれるときはもう暫くこないですよ!
体が重い、マタニティブルー、体重管理や食事制限、などネガティブ要素もありますが、仕事に行かなくていい、1人の自由の時間があるのはこの時だけ!
自分のためになることをするべき時でもあります。
ステージ2:産後クライシス期間
出産後の1ヶ月〜2ヶ月。
特に出産後、1ヶ月は本当に覚悟が必要でしょう。(笑)
出産は本当に大仕事です。聞くところによると、交通事故で車にはねられたぐらいのダメージが母体にかかるとか。
そう言われて納得してしまうほど、出産翌日のボロボロ具合はすごかったです。
産後の母親はまず第一に自分の体力を回復すること。
そして我が子を育てることです。
初めての出産ならオムツの替え方や、ミルクor授乳の仕方など、学ぶべきことだらけ。
寝かしつけや、母乳トラブルがあったり、とにかく大変な時期。
自身の体力が戻るまで、子供との一緒の生活のリズムが持てるまで、最低1ヶ月は必要かなと思います。
この時期は、他に余計なことは考えず、生まれてきた我が子に感謝し、母子の時間を楽しみましょう。
この頃勉強のことなんて、スッカリ忘れてました。
ステージ3:産後子育て期間
出産から3ヶ月〜育休終了まで。
生後3ヶ月ぐらいになると、首が座ってきたり、夜泣きが少なくなってきたりなど母子共に生活のリズムが整ってきます。
もちろん人によると思うので自分自身の生活が安定してきたなぁと思った時が、ステージ3の産後子育て期間でよいと思います。
この頃になると、育児だけの毎日がストレスに感じ始めます。
「ああ〜。自分の時間がない!」
「たまには気分転換したい!」
などです。
私の場合は、近くに子育て支援センターなるものがいくつかあったのでよく利用していました。
散歩ついでにコミュニティで同世代のママと赤ちゃんに会ったり、情報交換をしたりすると、気分転換になります。
自分1人で子育てしているとモヤモヤすることも、同じ疑問や悩みを持った人がいる!と分かるだけで何故か気持ちが楽になるもの。
そういった施設は調べると意外と周りにたくさんあり、無料で利用できるので妊娠中からチェックしておくとよいでしょう。
勉強するのに向いているのはどの時期か?
どうでしょうか?
これからくる産休&育休のステージをイメージできましたでしょうか?
3つのステージの中で、ずばり勉強するのに向いているのはステージ1の産前と、ステージ3の生活のリズムが整う子育て期間です。
ポイントは、産前に勉強の目標や計画を立てておき、産後の時間がとれるようになったときにスムーズに再開できるような流れを作っておくことです!
可能であれば、産前に勉強はスタートさせておくこと。
何事も最初に始めることには、エネルギーを要するものです。
まだ元気なうち(?)に、勉強をするというルーチンを作っておくといいです。
産後時間がとれるようになったときに、「さて時間があるから何しよう?」だとなかなか始められないかもしれません。
やるべきことや、目標があるから、時間ができたときににすぐ着手できるのです。
そして、最も重要なことは、辛い時は休む!!
産休&育休期間中は、体も心も不安定な時期でもあります。
誰もが同じタイミングで不安な時期を迎えるわけでもありません。
だめだと思ったら、いつでも勉強をしないという選択肢があることを忘れてはいけません。
大人の勉強はいつでも再開できますので。
- ステージ1産前マタニティ期間 → 何を勉強するかを決め、計画をたてておき、勉強をスタートしておく。
- ステージ2産後クライシス期間 → 勉強はしなくてOK!体力回復に集中!
- ステージ3産後子育て期間 → 本格的に勉強を再開する!
産休&育休中に勉強するメリット
産休&育休を通じて「自分の時間の使い方」について深く考えるようになりました。
上手に時間をやりくりすることの大切さに気が付きました。
振り返ってみて、産休&育休中にわかったこと。
- 出産前の休業中は唯一自分の時間がとれるとき
- 産後の育児中は自分の時間が必要なとき
出産前に、「産休中は最後の自由な時間だよ~」と周りの人からも脅かされていましたが、まさにそのとおりでした。
もう2度とこんな自由な時間があるときはこないかもしれない。
そんな出産前の自由な時間は「自分に向き合う」よい機会だと思います。
自分にとっても子供ができるということは、大きな生活の変化です。
今までの人生を振り返り、これからを考える。
今後どうなっていきたいのか。
何を目指すのか。
そうしてぼんやり将来のことを考えていたら、新しいことにチャレンジしてみようと思うことや、勉強を始めてみようと思うことは自然な流れではないでしょうか。
なにか新しいことを始めよう!
計画を立てよう!
という前向きな姿勢は、マタニティブルーの解消にも一役買うかもしれません。
ポジティブなママの気持ちは子供や家族にもよい影響を与えます。
また出産後の育児期間中(先程の図でいうとステージ3ですね)は、徐々に育児疲れが見え始める頃。
「自分の時間がない!」
「たまには気分転換がしたい!」
と思い始めるころです。
学校や会社がある生活とは異なり、「○○時からの予定」なんてものが全くない生活。
毎日のほほんと過ごしていると、ほぼ育児だけをして過ごす毎日になりかねません。
最初はとても手がかかる赤ちゃんも、次第に1人遊びができるようになります。
お昼寝中は、ママの自由な時間です。
ちょっとしたスキマ時間を上手に使えば、子育てしながら勉強することは十分可能です。
不思議ですが育児以外のアクティビティがあることで、なんだか生活が充実するのです。
スキマ時間を作るために、家事の時短などの工夫をしたり、時間を無駄にしない意識も芽生えます。
育児休業はいつかは終わりがきます。
社会復帰のリハビリの一つとしても、生活にメリハリをつけることは大切です。
「勉強する」ことが、「育児生活」の気分転換にもなるのです。
加えて勉強することは、自分自身への投資でもあります。
将来へ向けての一歩を踏み出しているという前向きな気持ちを生む力にもなるのです。
産休&育休中に勉強するなら英語がいい理由
そもそも、育休&産休中に勉強をしたいと思っていて、英語を検討している方へ。
もちろん自分が好きな勉強をするのがいいのですが、産休&育休中に英語を勉強することをオススメする理由はこの3つ。
- コミュニケーションの幅が広がり自分自身の人生を豊かにする
- 確かな英語力は仕事につながる
- 子供に教えることができる
英語力を身につけることは、自分のためになるけれど、それ以上に家族のためにもなるということ。
2020年から英語は小学校3年生から必須教科となります。
多くの子供を持つ親は、心配しているのではないでしょうか?
英語の教材を与えるのもいいと思います。英語教室へ通わせるのも。
でも子供に英語を楽しく勉強させる一番効果的な方法は?
母親が英語を勉強している姿を見せること。
母親が子供と一緒に勉強すること。
ではないでしょうか?
そう思えば、産休&育休中に英語の勉強をすることは将来の家族への投資ともいえます。
そのリターンはとても大きいと思います。
私自身は、数ある英語資格の中で英検を選択しました。
英検は読み書き聞く話すのバランスがとれたとてもよい試験です。
各々のレベルに応じて級が分かれているので、英語の勉強を始めたいという方には、英検をおすすめします!!
仮に合格できなかったとしても、そのために勉強した時間は決して無駄にはならないと思います。
将来自分の子供が英検を受験するときに、その辛さも理解してあげられるでしょう。
もしかしたら、合格のための勉強法を伝授してあげられるかも。
大人になって再び英語を勉強することは、自分自身への投資でもあり、家族や子供のためにもなる、とても有益な勉強だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、産休&育休中に勉強をしたいと思っている人向けに、産休や育休中でも勉強することはできるということ、実際の産休・育休体験を通じて感じたことを記事にしました。
出産と育休は、人生においてそう何度も来ない特別な期間。
スキマ時間を活用して勉強をしてみることで、少しだけ充実した日々を感じられたらいいですね。
皆様が産休&育休中に訪れる3つのステージとうまく付き合いながら、自分のための時間を有意義使って素敵なマタニティ&育児ライフを送っていただければ幸いです。
ひ、ひまだーーーーーーーー!!