英検1級の1次筆記試験は、トータルで100分です。
あなたは、100分の時間をどんな内訳で使っていますか?
- いつも英作文の時間が足りなくなる
- 読解が最後まで終わらない
- 英検1級の標準的な時間配分が知りたい
今回は、こんなお悩みに答える記事です。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです!
目次
英検1級の標準時間配分
以下は、EiGo Life推奨の英検1級1次筆記試験の標準的時間配分です。
過去問を解いていく際にも参考にしてみてください。
問題内容 | 標準時間 | |
問1 | 語彙問題(25問) | 15分 |
問2 | 穴埋め問題(6問) | 10分 |
問3-1 | 長文読解1番目(3問) | 15分 |
問3-2 | 長文読解2番目(3問) | 15分 |
問3-3 | 長文読解3番目(4問) | 20分 |
問4 | 英作文 | 25分 |
合計 | 100分 |
ただし、重要なことを1つ。
時間配分は人によって違います!
勉強をすすめる中で、
もっと短い時間で解けるジャンル
もっと時間かけて解きたいジャンルを見つけていきましょう。
標準はあくまで参考例なので、
これをベースにあなた自身の時間配分を決めましょう。
私は、分刻みで時間配分を決めてました。
100分は長いようで、ほんとうに短いです。
その短い時間の中で、自分のベストなパフォーマンスをするために、
試験前から自分オリジナルの時間配分を決めておくのが
実は勝敗の鍵なのです。
私のようにギリギリ合格を目指す人にとっては、数分の違いが数点の違いとなり、命取りになるのですよ・・・。
英検1級の時間配分3つのポイント
時間配分を考えるときに、いくつかポイントがあるので紹介しますね。
自分が誤った時間の使い方をしていないか、チェックしてみましょう!
ポイント1:英作文の時間は削らない
英作文はかなり重要なジャンルです。
配点も高いし、練習すれば確実に点が取れるところでもあります。
しかし時間がなくては絶対に書けません。
英作文は最低でも25分を確保する。
見直しの5分も含めて、30分はとるという人もいます。
私の場合、英作文は30分きっちりと時間を確保するために、
1次試験開始すぐに英作文からとりかかります。
英作文が終わっているという安心感が、心にゆとりを生むような気もします。
英作文を先にやるか、後にやるかは、好みによると思いますが、
最低25分確保は、マストの条件です!
「あまった時間で英作文をやる〜。」なんて呑気な考え方は論外ですよ!
ポイント2:語彙問題に時間をかけない
問1の語彙問題は、該当する単語を4択から選ぶという問題です。
結論からいうと、ここで時間をかけてもかけなくても、あまり結果は変わらないので、最短で解くのがオススメです。
問1の問題は、わからない場合、単語を知らないということがほとんどなので時間をかけて考えても、あまり意味がないです。
悩んでも突然単語の記憶が降ってきたりしませんよ!
なので、15分ぐらいで25問を解きます。
1問につき30秒ちょっとで解いていく・・・。
と考えると、「え?それしか時間ないの!?」と思いますよね。
でも、それぐらいです。
大丈夫。試験当日はアドレナリン全開になっているはずなので、
結構それぐらいのペースで解けます。
語彙問題は、さくさく進めて後半の問題に時間を使いましょう。
ポイント3:時間をかけるべきは読解
最後のポイントは読解です。
読解は、読めばそこに答えがあるというタイプの問題です。
時間をかけるほど正解率があがります。
時間をかけるのであれば、読解問題に配分しましょう。
ただし、「読解に時間をかけすぎて、英作文をやる時間がなくなったー!」
という事態は絶対に避けなければなりません。
読解問題にも、穴埋めタイプと設問回答タイプがありますが、
自分の得意・不得意に応じて使う時間配分を調整しましょう。
私は結構穴埋めタイプが苦手だったので、多めに時間が使っていたと思います。
最後の長文読解には、短めのものと長めのものがあります。
短めは15分。
長めは20分。
という標準時間設定ですが、苦手ジャンルのトピックがでてきたらそこには時間をプラスしたり、
逆に得意ジャンルだった場合に時間を短縮するなど、出題トピックによる当日の調整もあったりします。
自分が決めた時間配分を超えたら、その長文を深追いせず、次の長文に切り替えるというのも1つの作戦です。
長文読解の時間配分は1問でも多く正解するために重要な要素なのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
英検1級の時間配分についてお困りの方のお役にたてれば幸いです。
- 英作文には最低25分・理想30分を確保する
- 語彙問題は極力時間をかけない
- 読解問題は時間をかけるほど正解率があがる
時間配分を考えることは、英検1級に合格するための戦略です!
日頃から過去問を解くときにも、それぞれの問題の時間を意識しておくと
本番で、「あれ〜!時間が足りない!」とパニックになる事態を防ぐことができます。
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